ライターイベントや取材などを筆頭に、実質的にイベントである様々な告知が行われていますが大阪にて本気で禁止されました。
開始されたのは12月1日より。
現時点で確認できる限りでは、ライター来店や取材なども行われていないなど、本格的に面白くなってきたので触れておきます。
大阪にてライター取材/雑誌取材告知を禁止
今回の射幸心を煽るという名目で禁止されたのは、有名人やライター取材、雑誌取材などのイベントです。
これを事前、当日、事後。
全てにおいて告知することを禁止するという非常に重たい自主規制です。
自主規制なので破ったところでそこまで大きなダメージはなさそうですが、調べられる限りでは大阪府内のパチンコ店は現時点では順守している模様。
先を見据えたというよりも、大阪万博+カジノと検索すれば色々出てくるようにパチンコを切り捨ててカジノ作りたいって本音が見えなくもありませんけどね。
どうであれ射幸心を煽ることを禁止した今回の自主規制は評価に値するものであり、大阪府の行動の速さは評価できると言えるでしょう。
全国的になれば致命的
ここまでパチンコ業界が衰退した最大の理由というのが、イベント告知の禁止だと言われています。
イベント日を知らない人が多いので、ホールが開けた日程でも客がつかなかったり。
誰にも回してもらえず設定が入っているのにベタピン模様になってしまったりとホールの頑張りが無意味になる為ですね。
こういった理由もあり、今まで目をつぶっていたといいますか有耶無耶にされていたライター取材や雑誌取材など。
現在で行われていた実質イベント告知もできなくなった場合にはパチンコ業界が受けるダメージは現時点よりも深刻なものになるでしょう。
手軽にイベント告知を出来た取材という告知方法を失ってしまうので、実質的に残されたのは新台導入告知程度。
残された唯一の新台導入も最近では新台=出さないイメージが強くなっているので告知としてはあまり意味をなしていません。
ライター/雑誌等の取材を禁止されてしまっては、イベント日だけ足を運ぶ層が現実的にホールに足を運ぶ理由がなくなります。
取材禁止により、イベント日などにこれまで以上に一定のユーザーも確保するのが難しくなる。
今回の規制は、ただでさえ客が減っているパチンコ業界に致命的なダメージを与える規制であるといえます。
パチンコ雑誌オワコンか
大阪府のみで施行されている自主規制ですが、今後カジノを誘致したい都道府県は同じような自主規制を開始するでしょう。
カジノを誘致するにはその後の収益も考えたいわけで、その都道府県内にパチンコ店は無い方が都合がいいですからね。
仮にあるので有れば告知はさせない。
あってもなくても変わらない程度の存在に落として置いた方が都合は良いわけです。
そういった理由もあり、今後カジノ誘致を考えている都道府県では大阪府と似通った自主規制が徹底される可能性があります。
そうなってきますと必然的に、パチンコ雑誌は取材料金が取れなくなり実質的に需要がなくなります。
今回の自主規制には事後も含まれていますので、出玉量などの記載もできないわけで本格的に機種雑誌にならざるを得ません。
おまけにライター取材も禁止されているので、ライターを囲っておく必要性もなくなると。
需要がなくなりパチンコ系の雑誌はなくなりライターもいなくなる。
確実にパチンコ業界という枠が弱くなることになります。
カジノ勢強すぎて笑えない
パチンコよりもカジノの方が儲かるってことなのでしょうが、まさかここまで一瞬で傾くとは思いもしませんでした。
実質的に大阪府はカジノ勢が手に入れたも同然ですからね。
カジノが出来れば海外からの旅行者を誘致しやすくなり、カジノに限らず周辺の様々な系統のお店が儲かるメリットがありますから当然と言えば当然ですけど。
流石にここまで瞬間的にぶった切ってくるとは予想もできなかったですし、大阪府の損得主義の徹底ぶりが良く分かる展開でもあります。
パチンコ業界は本格的にカジノに負けて終わりだというのがほぼ確定したと同時に、カジノの誘致を考えない地域ではまだ残っていきそうな展開ではあります。
カジノ誘致を一切考慮していない都道府県。
そういう都道府県では、25年くらいまでは細々と残っていくのではないかと思いました。
とりあえずは、言っておくのはパチンコ系の雑誌は切られた。
さようなら。
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