長く続いた人気漫画の機種という事で期待はしていたのですが、電サポの開放パターンも釘の形状も厳しめ。
全体的にホールよりの機種と言っていいでしょう。
技術介入性は低いので、積極的に打つ価値はゼロ。
期待値を求めての遊戯をするには不向きの機種と言えます。
ボーダーラインも等価で球の削り調整次第ですが20/kジャスト付近と新基準としては平均的な部類になっています。
全体的に遊戯者泣かせのイメージを強く受けるCRフェアリーテイルのスペックやラウンド振り分け、遊戯の際の注意点。
さらには、止め打ち等の技術介入性についての紹介になります。
ジャンプボタン
CRフェアリーテイルのスペック・ラウンド振り分け
大当たり確立 | 1/319.7 |
---|---|
確変時確率 | 1/191.6 |
転落確率 | 1/356.1 |
小当たり | 1/146 |
確変突入率 | 65%/100% |
Rush継続率 | 68% |
賞球 | 4.1.14 |
平均獲得出玉
16R | 2080玉 | |
---|---|---|
5R | 650玉 |
通常時ラウンド振り分け
大当たりラウンド | 振り分け | 時短 | |
---|---|---|---|
5R確変 | 65% | 電サポ100回転+a | |
5R通常 | 35% | 時短100回転 |
確変時ラウンド振り分け
大当たりラウンド | 振り分け | 時短 | |
---|---|---|---|
16R確変 | 100% | 電サポ100+a |
スペック解説
スペックは真・花の慶次2などに搭載されている確変転落スペック。
確変に突入した場合は大当たり時の振り分けでは確変しかないのですが大当たり抽選を行う電サポ中に内部通常状態へ移行する転落抽選を同時に行うスペックです。
この機種の場合ですと確変時の大当たり確立1/191を転落確率1/356よりも早く引ければ連荘するという事になります。
詳しくはこちらで紹介しているので、興味がある人はどうぞ。
確変転落スペックとは?転落は演出やセグで判別出来るのかを解説!
フェアリーテイルは通常時の大当たり時の65%が内部確変状態確定のRushに突入。
この状態に一度突入した場合は、以降の大当たりは全て16R×2080玉と一撃性の高い出玉ループが時短引き戻し込みで実質68%と高い継続率で続きます。
なので、新基準の65%規制時代という事を考慮するとフェアリーテイルは一撃性が高く継続率も高めの機種と言えるでしょう。
タイトルとしてはそこそこ強いはずですし、メーカーも中堅の藤商事。
全体的に人気が出てもおかしくはないCR真・花の慶次2に続く確変転落スペック機種と言えると思います。
ヤメ時・注意点
この機種で注意してほしいのはRush時に1つだけあります。
それは、Rush突入後にヘソ保留を出来る限り消化しないで欲しいという事です。
この機種はRush時の大当たり確立が1/191と大きめです。
その為、そこまで過敏に気にすることはないのですが、それでもヘソ保留と電サポ保留で振り分けが大きく異なる機種です。
ヘソでは平均出玉650玉×確変65%…
それに対し電サポ時は平均出玉2080玉×確変100%ですから。
間違っても無駄にヘソ保留を消化するべきではないという事が分かってもらえると思います。
しっかりと右打ちを継続し無駄な大当たりを引かないように注意を払いましょう。
ヤメ時に関しては、この機種は小当たりが存在していますが潜伏確変は非搭載。
電サポ終了=内部通常状態が確定するという仕組みなので、電サポ作動が終わっているのであればいつ辞めてもOKです。
気軽に辞めたいタイミングでおやめください。
止め打ち攻略・電サポシステム
電サポ位置と開放パターン
CRフェアリーテイルの止め打ち前に電サポ位置と形状を紹介しておきます。
こちら。
電サポの位置は水色で囲った右側中段。
凹凸式の電サポになっており、電サポが出っ張っている場合にのみ入賞できるタイプ。
形状としては、CRシンフォギアと同じタイプという事になります。
注意点としては、釘の形状からホールが削ることが可能であるという事です。
その気になれば、かなり電サポへの寄りを悪くすることが出来るタイプなので調整には要注意。
遊戯の際には、右側に数発程度玉を流して電サポへの寄りを確認することをお勧めします。
電サポの形状と位置を紹介したので、次は開放パターンを紹介します。
電サポの開放パターンは8~10発入賞のロング開放のみ。
このロング開放が、一定の間隔を開けて繰り返されるタイプです。
電サポ位置と開放パターンを紹介したので、止め打ち方法を紹介します。
止め打ち手順
初心者向き止め打ち手順
1、電サポが引っ込んだら打ち出し開始。
2、電サポに玉が4発乗ったの確認後に打ち出し停止。
3、繰り返し
電サポ1個返しなので、とても簡単な止め打ち方法で大丈夫です。
電サポが閉まったら(引っ込んだら)打ち出しを開始して電サポが閉まるタイミングに合わせて打ち出しを止める。
この方法を繰り返すだけで、無駄玉を防ぐ完璧な止め打ちが可能です。
完璧と言っても、上でも書いた通りホールの調整によって電サポに向かわない球が出るタイプの為に無駄玉ゼロを再現するのは難しいと思いますけどね。
それでも、ジジババ打ちをするよりも電サポ開放1回当たり2~3玉前後の無駄玉というなの損失を防げるので絶対にやることをお勧めします。
簡単な方法ですので是非挑戦してみてください。
技術介入をプロ目線で解説!
全体的な新基準として当然ですが、低めです。
電サポでの止め打ちで増やすことは不可能でありアタッカーへの捻り打ちのみが玉増やしの技術介入。
その唯一の玉増やしのアタッカー周辺の形状がこちら。
見ての通り、釘が多く厄介すぎるアタッカーへ向かう玉を邪魔する中央釘が存在。
盤面の猫の左耳下にある1本釘の事です。
この手のタイプは上にも下にも動いて迷惑なので非常に迷惑な存在といえます。
CRフェアリーテイルに限っては、上に動いている方が若干プラスになるとは思いますがプラスにしてくれるホールは全国的に観ても極少数だと思うので存在がマイナスです。
ハッキリ言って、アタッカーの形状は生ゴミクラス。
ヴァルハザク顔負けの糞っぷりなので、糞と言っていいでしょう。
ホールに寄せているタイプの糞形状の糞アタッカーです。
技術介入性は低いゴミという事で。
まとめ
CRフェアリーテイルが3月に導入されますが、ハッキリ言ってガッカリな仕様です。
全体的に質の低い感じで、電サポ周辺もアタッカー周辺もゴミ。
技術介入性や期待値を求めて打つ価値はほとんどない機種と言って過言ではなりません。
現状のメーカーとパチンコ店の関係からして仕方が無い事だとは思いますが、ハッキリ言えば共に底辺。
こういった機種を見る限り120%パチンコ業界の終わりを確信できます。
それほどまでに経営という意味合いでは三流とも言い難い形状です。
業界が終わる。
そう確信させてくれるような機種だったという事で。
今回はこれにて!
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