三洋から甘海こと、甘デジの海物語シリーズ最新作が4月2日に導入開始されます!
今作は大海物語4Withアグネス・ラムという機種で、スペックは1/119と従来の甘海に比べ少し重くなっています。
全体的に出玉性能と時短性能を引き上げているスペックになっており、荒れやすくなっている機種です。
1/99→1/119ですからね。
当然と言えば当然なのですが、甘海ファンには少々期待ハズレのスペックと言って良いでしょう。
そんなCR大海物語4Withアグネス・ラムの機種評価になります!
ジャンプボタン
CR大海物語4Withアグネス・ラム1/199のスペック・ラウンド振り分け・ボーダーライン
大当たり確立 | 1/119.8 |
---|---|
ST時確率 | 1/19.5 |
ST回転数 | 10回転 |
ST継続率 | 40% |
時短込み継続率 | 61% |
小当たり | 非搭載 |
ヘソ賞球 | 4個 |
電サポ賞球 | 2個 |
アタッカー賞球 | 11個 |
平均獲得出玉
16R | 1440玉 | |
---|---|---|
7R | 630玉 | |
5R | 450玉 |
通常時ラウンド振り分け
大当たりラウンド | 振り分け | 時短 | |
---|---|---|---|
16R確変 | 4% | 電サポ100回転 | |
7R確変 | 56% | 電サポ70回転 | |
5R確変 | 7% | ||
33% | 電サポ40回転 |
換金率別ボーダーライン
4円 | 20.6/k |
---|---|
3.5円 | 23/k |
3円 | 27.1/k |
2.5円 | 32.8/k |
釘調整・役物位置・盤面画像
青がアタッカー。
水色が電サポ。
ピンクがスルー。
止め打ち攻略
4月2日予定。
パチプロの機種評価
スペック解説
海物語の甘デジですが今作は1/99ではなく1/119での登場となっており、従来の甘海ではありません。
甘海と言えば1/99.9という軽い初当たり+ST5~10回転+時短50回転前後という安定感が売りでしたからね。
今作の1/119という何とも中途半端な初当たり確率が原因となり従来の甘海とは全く異なる体感になると思います。
初当たりが重くなった今作。
遊戯者にとって目立ったメリットはなく、全体的に観ても微妙としか言いようはありません。
フルラウンド16Rは4%しかありませんし、基本となるラウンド振り分けの半数以上を占める56%の7Rは630玉。
残りの40%は5R×450玉ですからね…
出玉性能的も1/99→1/119と初当たりが重たく変更した分に見合っているかと言われると遊戯者としては微妙としか言いようはありません。
(;^_^A アセアセ・・・
しいて言えるのは時短の基本が70回転になっているという事でしょう。
甘海の時短回数は50回転が基本だったので20回転多くなっています。
とはいっても、1/99で50回転と1/119で70回転なので大当たり確立にすると…
1/99を50期回転は約40%。
1/199を70回転も約40%。
となるので、実質的に時短が多くなった恩恵というのはほぼありません。
良い所を探しても探し出せないといいますか…
甘海を好きな遊戯者は甘海の安定感が好きだと思うので、無駄に荒れやすくなった今作を求めるとは思えません。
楽しみにしている人がいるのかは本当に微妙なところです。
アタッカーは優秀で捻り打ち有効!
今作の海物語はミドルスペックと同じくワイドアタッカーを搭載しています。
このタイプは非常に拾いが優秀で、ヘソ周辺にたどり着いた球の殆どがアタッカーに拾われてくれます。
優秀なタイプのアタッカーという事で、当然ですが捻り打ちによるオーバー入賞が有効になります。
海物語シリーズでは、右に打ち出し捻るのではなく左右降り打ち。
つまり、左と右の両方からアタッカーを狙っていき左右の球がアタッカーに到達するタイミングを合わせるうち方が非常に有効です。
左の天井付近に2発程度打ち出し、ハンドルを全開まで捻って右に速い球を打ちだす。
左右のタイミングは好きにやっていいですが、アタッカーに同時に玉が向かうタイミングに合わせていきましょう。
ちなみにですが、海物語シリーズなどの下にアタッカーがある機種は右側にアタッカーがあるタイプよりも打ち出し個数を考慮したアタッカーへの入賞精度は低いです。
左右に2発の合計4発の打ち出しで1~2発オーバー入賞を狙う。
アタッカーに拾われずに無駄玉になる玉は多くなりますが、トータルで獲得出玉が増えるので海物語シリーズの捻り打ちは効果的と言えます。
ただし、海物語の場合には無理にオーバー入賞を狙わずに少々雑な打ち方をして大当たりラウンドを早く終わらせることで通常回転数を稼ぐというやり方も有効だったりします。
通常回転数については難しく考えなくていいのですが、終日遊戯を考えている方は捻りで増やせる利益と通常回転を増やすことで得られる利益。
しっかりと2つを確認することをお勧めします。
ヤメ時・注意点
今作の海物語のヤメ時に関してはいつでもOK。
電サポが終了している状態であれば損失が出ることはありません。
しかし、注意点がひとつあります。
それは8チャッカーという通常時から保留を8個貯めらるシステムが搭載されている機種全般で注意すべきことなので是非覚えておいてください。
注意点というのは通常時に保留を貯め過ぎないという事です。
これは大当たり時に保留が8個溜まっていた場合には、単純に8個の保留が無駄になってしまう為。
ボーダーライン20/k付近の台の場合ですと、8個の保留にはおおよそ110~120玉が必要ですよね?
この保留が全部無駄になってしまうことになるので、非常にもったいないのでしっかりと止めましょう。
今作に限らず8チャッカー機種全般の機種では出来る限り保留数に気を払った止め打ちを意識し、通常時の保留は平均して3個に止めておくことをお勧めします。
8チャッカーは無駄玉を入れられるだけのシステムなので、基本は無駄に玉を入れないようにしましょう。
総評
全体的に良く分からない海物語です。
甘海として登場するはずなのですが確率は1/120と非常に中途半端であり出玉性能も微妙…
特に甘海と比較した場合の明確なメリットが感じられないのが残念としか言いようがないスペックに仕上がっています。
安定感が売りの甘海が、売りにしているはずの安定感を捨てているわけですからね。
従来の甘海が好きだった人は離れてしまいそうですし、そもそもホールや遊戯者が新しい甘海求めているのか?という謎も。
最近の三洋は迷走感が凄いですが、スロットで大人気のジャグラーを見習って単純なままで良いと気が付いてほしいかな。
リーチが掛かって魚群が来たら熱い。
リーチとその後の熱い演出という単純だけどパチンコの楽しみの本質的な部分だけを追求してほしいと思いました。
今後のパチンコ業界をより不安にさせてくれたCR大海物語アグネスラム1/119の紹介だったという事で、今回はこれにて!
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