小当たりラッシュ機種が大量導入される理由は?ホールが削りやすい。

書くのが面倒で避けていたが、そろそろ小当たりラッシュ機種が無駄に大量導入される理由について触れていく。

釘見に自信がない場合やボーダーをホールで計算できないのであれば、基本的には打つべきではないのが小当たりラッシュ搭載機種だ。

AKBのように大量導入されているのであれば、例外的に狙っても良いだろうが基本は避けて通ってほしいので理由を紹介していこう。

小当たりラッシュ機種が大量導入される理由

小当たりラッシュ機種は大量導入される傾向が強いが、この最大の理由は人気だからではない。

単純にホール側が釘調整にて、小当たりラッシュの性能を微妙に操ることで平均獲得出玉に与える影響が大きいからである。

平均獲得出玉に影響を与えると書いたが、分かりやすく言えば平均獲得出玉を如何に減らすかというコントロールがホール側としてしやすいのが理由だ。

 

簡単に例を挙げてみよう。

小当たりラッシュの平均増加個数が20個/Gの台があり、確変時の大当たり確率は1/50の機種があるとした場合に20個×50Gと1000玉となり平均で1000玉増える計算になる。

この小当たりラッシュ機種に対して、釘調整で1G当たりの純増を3個減らした場合にはどうなるのかと言うと、その答えは17個/Gとなり17個×50G=850玉でありその差玉は150玉となる。

小当たりラッシュ中の1回当たりの大当たり出玉の平均が、1G当たりたった3個減らされるだけで150玉分も変わってしまうという事だ。

 

1G当たり3個の減ともなれば気が付ける人は多いと思いたいところだが、小当たり1回の平均入賞個数を1回当たり0.3個減らした場合と言われると気が付ける人はいるだろうか?

言うまでもなく殆ど居ないというのが答えであり、せいぜい小当たりアタッカーに入りが悪かったなぁ程度の認識でまた遊戯するだろう。

小当たりラッシュは大当たりまでに小当たりアタッカーが開く回数が多く、小当たり1回1回が早い為に数えるのが困難であり認識できないままに期待値マイナスの台を掴ませることが容易であるという特性がある。

 

これまで導入された小当たりラッシュ搭載機種がさほど面白くもないのに、他機種に比べ大量に導入されている理由はこれ以外に考えられない。

小当たりラッシュ機種を打つのであれば

小当たりラッシュ機種をどうしても遊戯したと思うのであれば、最低限右側の調整を確認する必要がある。

右側の調整を確認する際に、小当たりラッシュでの平均獲得個数を知る必要があるが、最近の機種は表記されている場合も多いので、平均獲得出玉÷小当たりアタッカー賞球=1回当たりの小当たりアタッカーへの入賞個数という計算をしよう。

後は単純に小当たり1回につきその個数分入りそうなのか?を注意しながら釘見をするなり、玉を右に打ち出す成りをしていけばいい。

最後に、実際に小当たりラッシュに突入した際に1回当たりの入賞個数を計算できればその台の本当の価値は計算することが出来る。

 

一般的な機種に比べると非常に敷居が高く感じると思うが、それほどまでに小当たりラッシュ搭載機種は複雑で難しいという事だ。

面倒だから計算したく無いと言うのであれば大人しく小当たりラッシュ非搭載機種を狙う方が良いと断言する。

仮にホールの罠に引っかかり期待値がなくてもいいというのであれば、1円パチンコに導入されるのを待つべきだろう。

最近では初週から1円パチンコに導入しているホールもあるので、遠出してでもそうした方が良い。

まとめ

小当たりラッシュ搭載機種は無駄に導入台数が増えている傾向があるが、いずれも計算が面倒であり大抵のホールでは小当たりラッシュの純増が表記に足りていないことが多い。

悪いホールでは平均個数が1割近く削られていると思わざるを得ない調整すら見かけるのだから非常に危険性が高いといえるので注意してほしい。

あくまでも期待値稼働という意味合いでになるが、安定性の低さを考慮しても積極的に狙うべき機種ではないといえるだろう。

 

こちらの記事でも紹介した通り、AKB48-3はタイトルの強さと導入台数から多少はねらい目の台だとは思っているが出来れば他の機種を狙って欲しいとは思う。

打ちたいのであれば1円パチンコへ。

小当たりラッシュ搭載機種は出来る限り避けるべきとだけ言っておこう。

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