あんまり興味がなかったのですが、最近チマチマ調べていて気になったのがビットコインなど仮想通貨全般に関わるハードフォークなる言葉。
フォークっていうと、スプーンの相棒の奴しか思いうかな場ないですけどね…w
結構大切っぽかったので、調べてみたんで知ったことをまとめておきます。
ハードフォークとは?
結論から言いますと、ハードフォークとは仮想通貨の暗号システムをアップデートし一新することです。
一新するので、当然ですがこれまで使われていた旧システムとの互換性がなく完全な新システムになるわけです。
これにより旧システムへの不正なアクセスなど、攻撃が可能なプログラムに対する為には非常に有効であるというメリットもあります。
しかし、従来のシステムから完全な新システムになる為に、旧システムに対しての互換性が無いという大きなデメリットも抱えています。
ハードフォークというのは、システムを一新することだと覚えおけば十分でしょう。
ソフトフォークとは?
調べていくと、ハードフォークという言葉と共に並んでいるのがソフトフォークなる言葉です。
ハードフォークの意味が、システムの一新ですのでソフトフォークの意味はなんとなく分かると思うんですがしっかりと知るべきなので紹介しておきます。
ソフトフォークというのは、ハードフォークと相対的な意味合いを持っている用語です。
システムを一新して、旧システムとの互換性を失っていますハードフォーク。
それに対して、逆の意味を持つソフトフォークは旧システムとの互換性があるアップデートの事です。
旧システムとの互換性があるというメリットがあるのですが、あくまでも互換したシステムでしかない。
当然ですがハッカーなどに狙われたり、再度似通った攻撃手段で不正アクセスを許してしまったりする可能性があるわけです。
旧システムとの互換性があるアップデート・ソフトフォーク。
旧システムとの互換性が無いアップデート・ハードフォーク。
それぞれ一長一短であるということを頭に入れておくといいでしょう。
投資という意味ではどちらが買い時?
仮想通貨のユーザーとしては都合がいいのは、当然ですが旧システムとの互換性があるソフトフォークです。
説明してもピンと来ておらず、なんで?と思った方にザクッとですがイメージしやすいように言いますと
PS3→PS4とゲームハードが変わるのがハードフォーク。
PS4のアップデートプログラムがソフトフォーク。
ハッキリ言うまでもなく後者で例えた通りハードフォークの方が楽ですよね。
ゲーム機自体は同じですし、実質的に何もしないでいいわけですから。
ということで、ユーザーとしては当然ですがソフトフォークの方が嬉しいです。
しかし、投資という意味合いではソフトフォークよりもハードフォークの方が安心感があり有益になります。
ハードフォークの方が有益なのは、過去にThe DAOというプロジェクトが当時の価値にして約65億円を盗まれた後にハードフォークを施したことにより回復したという実績からも分かります。
単純すぎる理由ですが、盗難等のハッキング被害にあったシステムに投資する人は確実に不安を抱えます。
欠陥のあるプログラムをアップデート(ソフトフォーク)しましたのでもう安全です!と言われても、本当に安全?と思いますよね?
アップデートしようがハッキング被害にあったシステムであることに変わりはないわけですから。
こういった不安が投資においてはあまりにも大きすぎるデメリットであり、伸び悩みの要因になります。
なので、投資においてはハードフォークを施行した仮想通貨は買い時と考えられる。
あくまでも過去の実績からであり、過度な期待は禁物ですがハードフォーク=買い時『かも』くらいに捉えていいでしょう。
まとめ
・システムを一新し旧システムとの互換性がないのがハードフォーク。
・旧システムとの互換性があるアップデートがソフトフォーク。
・投資面ではハードフォークの方が有益。
ソフトフォークとハードフォーク。
それぞれの意味合いと買い時かなどについて紹介しました。
システム面を覚えるよりは、とりあえずハードフォークを実施した仮想通貨は買い時である可能性が高いので要注目という認識でいいと思います。
仮想通貨Aがハードフォークしそうだから、相場を見て置こう。
その程度の認識でも美味しいと思えるエントリーポイントに出会える可能性は飛躍的に上がるわけですからね!
個人投資家である以上、あくまでも相場が動いてからが鉄則だと思いますけど。
動きを見逃さないようにはなれるで用語を覚えて損は無いでしょう!
ハード/ソフトフォークについて紹介したところで、今回はこれにて!
コメントを残す