日産のゴーン会長逮捕で株価は暴落?こんな時こそ買いの準備!

日本が世界に誇る自動車メーカーの1つであり、1億1千万円するGT-R50周年記念車を販売し成功するなど。

波に乗りまくっていた日産ですが、赤字続きの日産を立て直したカルロス・ゴーン会長の不祥事が発覚し逮捕されました。

 

日産が今後どうなるのか?

そして、株価はどうなっていくのか?

気になることが多い事件ですので、日産の会長逮捕について触れていきます。

カルロス・ゴーン会長:輝かしい経歴

今回不祥事を起こし逮捕されたのがカルロス・ゴーン会長。

ブラジル生まれの人物であり、1996年にルノー社に入社。

その後、1999年には経営の腕を買われ赤字続きだった日産のCEOに就任。

翌年2000年6月には社長に就任し日産の経営を立て直し、17年4月に会長に就任しました。

 

実質的に日産を立て直した人物であり、経営者としての腕は一流である人物です。

今回不祥事が発覚しましたが、立て直して貰った日産としては苦渋の決断だったことが分かります。

 

逮捕名目:目的は税金逃れ

カルロス・ゴーン会長が逮捕された名目は金融商品取引法違反です。

 

具体的に問われている容疑は、自身の報酬を本来の額よりも少なく申告したという罪です。

現時点で話として出ているのは、約50億円分もの額を少なく申告していたといわれています。

この額から発覚が遅れていることは明白であり、短期的ではなく長期的に不正をしていたことが想定できます。

 

目的は本来払うべき税額を安くする為でしょう。

お金を貰えば貰うほどに税金がかかるのは誰しもが知っていると思いますが、巨額を貰っていたゴーン会長は節税感覚で。

自らの払うべき税を抑え、実質的な収入を増やしていたというのが真相でしょう。

 

刑罰と罰金:日産の対応

ゴーン会長が行った刑罰については以下のように刑罰が定められています。

有価証券報告書の虚偽記載

個人の場合は10年以下の懲役、もしくは1千万円以下の罰金。

法人は7億円以下の罰金。

となっていますので、ハッキリ言えばどちらの転んでも恐らく得をしているとは思います。

 

しかし、最大の問題としていえるのがこの法律において明記されいているもう1つの事柄。

投資家が正しい情報に基づいて判断できるよう保護することが目的であり、影響が大きい場合は上場廃止の可能性もある。

という記述です。

 

日本が誇る自動車メーカーの日産は、いうまでもなく上場企業です。

なので、最悪の場合には上場廃止処分が下され、日産が窮地に追いやられる可能性も考えられます。

 

日産の株価:暴落に警戒

日産の株価を見ると19日の終値は1006円と暴落はしていません。

しかし、今回の事件が大々的に報道されたのは早くて16時頃で本格的に知れ渡ったのは20時頃です。

その為、今回の事件はまだ相場には組み込まれていないという事になります。

 

個人的には今回のニュースを聞く限り、翌日となる20日の開けから最悪ストップロスの連発が続きかねない状況だと感じています。

日産は実質的にゴーン会長を解任するしかないわけですが、日産を立て直したのは事実としてゴーン会長です。

どういう理由であれば、立て直しを図った人物がその社を離れるとなれば必然不安を感じる人は多いでしょう。

 

特に1億越えのGT-Rの後継機も制作という話が出ています。

高額車がコケると相応のリスクがありますので、ゴーン会長の件とでダブルで不安。

こうなってくると買いたいと思う人は殆どおらず投資家は売りと様子見の2種類に分かれることが予想できます。

 

誰も買わず売る人だけがいるので株価は下落の一途。

その下落を見て不安を感じた人がさらに売り注文を入れる。

暴落なりじわじわと落ち続ける苦しい相場になると予想します。

 

日産の株はいつ買うべきか?

日産の株価は下落していくと思います。

特にタイミングが悪く1000円という節目に居たので落ちる幅は大きくなる可能性が高いです。

じわじわと行くか、暴落かはさて置き下落していくというのが大筋だと思います。

 

ただ、個人的に思っているのが日産の株は今から空売りで入るのではなく買い時を待つべきだと思っているという事です。

なぜかといいますと、なんだかんだ日本車メーカーである日産の信頼度は高いからです。

その信頼から暴落や下落が続いても、下げ止まりが期待でき長期的に観れば立て直す可能性が高いと思っています。

 

僕が期待している最大の理由はGT-Rの50周年を記念したGT-R50の成功が大きいと思っています。

完全に富裕層にターゲットを絞った1台1億1千万円の化物です。

V6エンジンの進化版という、マッドマックス顔負けのエンジンを搭載しているらしいですよ。

V6!V6!V6!…笑

 

こういった試みは面白く、今回の50周年記念という限定性があったにせよ成功したのは事実です。

お世辞にも安定感があるとはいえませんが、それでも億越えの車を売り出せるというのは強いといえるでしょう。

 

その気になれば中級~超高級車専門に回ることもできることなど。

日産は臨機応変に対応できると思うので、そもそも暴落するのかも危ういと思っている本音がある程です。

落ち着いて下げ止まりを確認してから買っておけってことは言っておきます。

 

買い時等はまた機会あれば書いていきます。

まとめ:日産は買い

日産のゴーン会長が逮捕されました。

まだ罪は確定していないのですが、ほぼほぼ確実に有罪判決が下るでしょう。

 

日産の会長が逮捕という事もあり、日産の株価は暴落しそうな展開です。

しかし、書いてきたとおり最終的には株価は上昇すると思っています。

少なくとも暴落しても今いる1000円付近には戻ってくるでしょう。

 

GT-R50という1.1億円の化物も販売し成功しましたし、安泰だとは思います。

過度な信頼は禁物ですが、過度に心配する必要もないでしょう。

コメントを残す