非常に珍しいですが、現代では立ちスロットなるその名の通り席のないスロットがある事をご存知でしょうか?
ヤフーなどのニュースサイトにパチンコ業界の闇が平然と掲載されてしまう時代…
終わりが近づきパチンコ業界になにしても誰も怒らない状態ってことなのかなと感じざるを得ません(笑)
平然と晒されていますが、意味不明すぎる立ちスロットとそれが設置されている理由について紹介していきます。
また立ち回りに使えるのかについても見解を述べていきます。
立ちスロとは
立ちスロットというのは、先ほども軽く触れたとおり席がなく立って遊戯するスロットコーナーです。
ここまで聞くと一風変わったスロットコーナーで終わりなのですが、実はこの立ちスロにはお金を入れメダルを借り受けるサンドが台ごとについていません。
ついで言うと、スロットコーナーにはあって当然のメダルを入れる為の箱は勿論、データカウンターもありません。
椅子なし、サンドなし、箱なし。
ただスロット台が壁に埋め込まれているのが、立ちスロットの現実です。
調べた限りでは愛知県にあるメガコン○ルドというお店にあるそうです。
愛知県の方は興味あれば観に行ってみるのも面白かもしれませんよ。
理由は後述しますが、遊戯はお勧めしませんけどね(笑)
目的は台数割り増し
立ちスロットというコーナーを設置しつつもサンドすらないという散々な扱いをしているのはなぜか?
その理由は、そもそも立ちスロットというのが台数規制を潜り抜ける為の物だからと言われています。
現代では、バジリスク絆を筆頭にAT機全盛期とも言える爆裂機種が多く残っていますよね?
規制が行われ新台としては出てくることはなく、新たな規制により台数の比率制限が設けられているんです。
もうお分かりだと思いますが、台数の比率制限を潜り抜けるには『台数を増やせばいい』という考えにたどり着き実行したのが立ちスロ。
30%までと言われれば100台設置なら30台ですが、200台設置店では60台置けることになりますからね。
立ちスロという実質誰も遊戯しないような環境を設けるだけ設け、設置台数を水増しすることで比率制限がなされているAT機を増やしてしまおう!
これが立ちスロが生れた理由です。
つまり、人気機種であるバジリスク絆などの低設定でも夢のあるAT機の方が儲かるので意地でも設置台数を増やそうと馬鹿なりに頑張った結果がこれです。
頭が悪い人が自分の程度を受け入れずに『俺は賢い』と勘違いして行動を起こすと結果として周りに迷惑が掛かるという典型例が立ちスロと言えます。
より強固な規制が業界全体にかされるわけですからね…
ルールを守り工夫し利益を上げていたホールからすれば溜まったモノではないでしょう。
ついでに言っておきますと、規制がより一層厳しくなればそのしわ寄せは末端の遊戯者へきますので迷惑という意味ではホールだけの話ではありません。
まぁその辺は置いといて立ちスロットを紹介したので、設定とかについて紹介していきます。
設定は入っている?
ここまで説明してきたとおり、立ちスロットはただの台数合わせです。
サンドは勿論、データカウンターすらないのが常識になっている様なので残念ながら設定はALL1でしょう。
清々しまでのベタピン地獄になっているはずです。
おまけにデータカウンターがないので天井狙い等の使い道もありません。
全体的に遊戯する理由が見いだせませんので、出来る限り触れないのが正解でしょう。
普通にホールがしたいように文字通り通路にしておけばいいと思います。
業界の終わりについて
立ちスロという新しいスロットかと思いきや、馬鹿の馬鹿すぎる行動でした(笑)
先がない業界なので、先のなさを見据えての行為であるというのであれば悪くない手の気もしますけどね。
一応はまだ1、2年程度は残っている業界のはずなので、この時期に無理なことをしても仕方がないとは思います。
普通に考えて業績が落ちている理由は、こんな馬鹿な思い付きを実行してしまうほどの低能であり自分の落ち度から目を背けている店長だとしか思えないですし…(笑)
残り2年と言われつつもなんだかんだで、2020年超えても残っていそうな気はしているんですけどね。
誰も求めていないスペックを提供してくるメーカーだけではなくホールまで迷走開始。
今年の年末~来年の半ば辺りが本格的な山場にはなりそうです。
無くなるの前提で動かないとダメだとは思います。
それでは。
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