コールド/ホットウォレットの違いと意味は？資産額で管理方法を選択！

こんにちは、そらです。

今回は仮想通貨の用語というかシステムであるコールドウォレットとホットウォレットについて紹介します。

コールドとホットという日本人でも使う機会が多い冷たい/温かいを意味する英語ですが、意味が想像できないですからね。

似通った2つの言葉の意味。

そして、違いについて紹介しておきます。

本格的に仮想通貨に取り組む際には備えるべきことなので、絶対に頭に入れておいて欲しいです。

ホットウォレット

まず最初にホットウォレットから紹介します。

が、このホットウォレットという言葉の意味を紹介する前に分かりやすくするために1つの用語を紹介します。

紹介するのはホットストレージという用語です。

ホットストレージというのは、インターネットに接続可能されている状態の事を言います。

一般的にトレードの際に使う取引所などがこれに当たりるわけです。

ホットストレージという用語の意味を紹介しましたので、既になんとなくホットウォレットの意味も分かった方が多いと思いますが説明します。

このホットウォレットというのは、常にアクセスできる状態の仮想通貨を指した言葉です。

ビットコインやアルトコインなど。

どんな通貨であれインターネットに接続されている場所で管理されていればホットウォレットに分類されるという事です。

メリット・デメリット

ホットウォレットのメリットとデメリットについて触れていきます。

メリットは当然ですが、インターネットに接続されているので取引が容易だという事。

取引所を開きトレードをしていけば簡単にトレードが可能なわけです。

一般的な方が使用しているのがホットウォレットであり、簡単なトレードの恩恵を感じている人は多いでしょう。

では、デメリットは何んなのか？

これは何度か事件になっている通り、取引所が不正アクセスなどを受けた際に仮想通貨を失う可能性があるという事です。

インターネットに接続されているので24時間延々とその危険にさらされているという事になります。

勿論、仮想通貨の普及率が上がるにつれセキュリティも強化されているので安全性は高まっていますけどね。

それでもこの手の技術はハッキングする犯罪者側の方が優れているというのが現実です。

なので、ホットウォレットのデメリットは

というあまりにも大きなデメリットがあるということになります。

コールドウォレット

ホットウォレットについて紹介しました。

ここからはコールドウォレットについて紹介していきます。

またしても既に分かっている方も多いと思うのですが、コールドウォレットというのは

でありインターネットから隔絶されているので不正アクセスの不安がないというのがメリットです。

紙幣型（ペーパーウォレット）やUSB接続型（ハードウェアウォレット）など最近では2通りの方法があるのですが、どちらにも共通したデメリットがあります。

と、インターネットに接続されていないのでハッキング被害は受けないのですが直接的な盗難等の被害を受ける可能性があります。

また現物を持つことになるので、紛失の可能性もあったりするわけです。

インターネットに接続されていないが故にハッキング被害はないのですが、盗難や紛失の可能性はある。

それがコールドウォレットの特徴です。

どっちが良い？

ホット/コールドウォレットについて紹介しました。

この2通りのウォレットの保存手段ですがどちらが優れているのか？

それは資産額によって大幅に変わってくるというのが個人的な答えになります。

数十万から数百万程度の仮想通貨の保有量であればインターネットに接続されたホットウォレットの方が良いでしょう。

これは仮想通貨全体の比率でみれば大した額ではなく大きな被害に遭う可能性が低いからです。

個人を狙った不正アクセス方法などには、間違いなく狙われることはないでしょう。

なので、インターネット上で管理したほうが安全だと考えます。

逆に資産が多ければ多いほどにリスクを自分で管理するコールドウォレットの方が優れているでしょう。

これはある程度の資産を取引所に預けっぱなしなのも不安ですし、ある程度の資産であれば頻繁にトレードを行わない為です。

また、資産があればある程度の盗難策を取れるという点でもこちらの方が適性が高いといえます。

どの程度の資産になっているのか？

それによってホットウォレットによる管理か、コールドウォレットによる管理かを決めるのがいいでしょう。

まとめ

ホットウォレットとコールドウォレットについて紹介しました。

基本的にはホットウォレットで十分だと考えますが、資産が大きくなった場合にはコールドウォレットを考慮したほうがいいでしょう。

安全性を自らの手で高めていく。

当然といえば当然ですが、自分で対処したほうが安全なのは明白ですからね。

ただし、コールドウォレットについては知識や管理が必要なので管理が面倒という一面もあります。

こういった点を考慮すると資産が少ないのであればホットウォレットによる管理で十分でしょう。

無駄な知識を付ける暇があったら投資について勉強したほうが有意義ですから。

ということで、今回はこれにて！