追加措置で米中関係悪化?注目すべきは協議の開催。

先日、米中摩擦と呼ばれている貿易戦争にてアメリカ側が追加措置を実施することが明らかになりました。

大々的に発表されており、今後さらなる貿易戦争に発展しそうなのでその辺について触れていきます。

 

米の追加措置・第3段

追加措置の第3段の内容が告知されたので、要点をまとめます。

2000億ドルクラスの追加措置。

輸入品を対処に24日から関税を10%上乗せ。

19年1月1日より税率を25%に引き上げる。

というのが、今回の追加措置です。

 

関税を10%上乗せし、その後25%まで引き上げる。

完全にやりすぎとしか言いようのない状況に陥っており、本格的に米中間の関係の悪化が危ぶまれています。

 

ここからは、今回の追加措置にて今後どういった事が警戒されるのか?

相場がどう動いていきそうなのかについて触れていきます。

措置後の米中関係

措置後に米中関係がどうなっていくのか?

それは言うまでもないと思いますが、より一層悪化していくでしょう。

 

貿易赤字がどうのこうのとアメリカ側の大統領・トランプ氏は発言していますが、実際のところアメリカが恐れているのは中国の進歩です。

既にハイテク技術は飛躍的に上昇しており、今後も更なる成長を遂げることが予想されています。

その進歩を止める為に、アメリカは既に中国企業によるアメリカ企業の買収を規制しています。

これはアメリカの企業が中国の企業に買収され、保有していた先端技術が中国に渡るのを恐れているという事です。

 

雇用を守るとか利益を守るという発言が目立っていますが、現実的な話として行われているのは将来的な技術面の争いといえます。

最終的な終わりは見せてきませんが、現状ではさらなる激化の可能性が高く米中関係は悪化の一途を辿るとは思っています。

注意点と相場

今後注意するべきは追加措置が実施される24日。

この日に本当にその措置が始まるのか?というのが最初の注目ポイントでしょう。

多分始まると思いますが、始まらない可能性もあるので相場があれる1つ目のポイントと考えています。

 

そして、もう1つというのが本格的に注意すべきなのが日本時間27~28日に控えていた米中の貿易協議

開催3日前に措置が開始されるので、開催が中止になる可能性が高いと感じています。

これだけのことをされてアメリカとの協議に中国側が参加するのか?

単純に考えてもかなり際どい状況ですからね。

 

米中の協議が行われなかった場合。

また中国側からも追加の措置が発表された場合。

当然ですが、相場はリスクを考慮した動きになるでしょう。

 

そうならないことを祈るばかりですが、暴騰暴落が十二分にあり得る状態である。

この事を考慮すると今月末はポジションをあまり保有しないほうが良いでしょう。

無理に相場の動きを読むべき状況ではないと考えています。

まとめ

あまりいい状況とはいえません。

米中間の貿易戦争が開始されてからだいぶ経っているのである程度は相場に織り込まれているとは思うんですけどね。

 

まさかここまで貿易戦争が続くとは思っていなかった身なので、どういう内容がどの程度織り込まれて相場が動いているのか?

この辺がイマイチ分からない状況になっているので、警戒強めで相場に臨んでいます。

 

これまでも報道されてきた米中関係。

今後のニュースなどもしっかりと確認し状況を認識していく必要がありそうです。

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