パチンコ業界終焉】警察組織を怒らせた業界の末路。

パチンコ業界へ最大級の規制が発表されていました。

11月12日から告知されていたみたいですが、終わりを告げる内容と言っても過言ではなかったので紹介します。

MAX機種全撤去どころじゃなかった件

警察からの指示という名目の啓示

今回の啓示内容は大きく2つです。
1、
パチンコ業界で設置されている遊戯機は検定時とは明らかに異なる釘になっている。

すなわち許可の無いもので違法であり、違法である物を放置することは出来ない。
2、
責任は、日本遊技機工業組合にあり、回収を命じる予定である。

もちろん、メーカーにも回収指示を出す。

くだらない理由で回収時期を引き延ばす動きがあれば、検定を取り消す。

どうなるのか？

まず今回の指示によって、今後は釘調整が完全にできなくなります。

釘調整をやろうものであれば、違法遊技機を設置している違法店として取り締まる意向ですね。

つまり、1玉のレートを4円を遥かに超える高レートで設置している闇店舗と同じ処置を取るっていうことになるはずで営業停止どころか役職が逮捕されるはず。

この辺は、釘調整をなされた台に対しハッキリと『違法』という言葉を表向きに使っているので、まず間違いないでしょう。

そして、2つ目のが業界にとどめを刺す気満々の釘調整をなされた台全撤去。

ハッキリ言って、パチンコ店にある台で調整がなされていない台は存在しないと言っても過言ではありません。

それこそ、導入初日から釘調整は変更されていますからね。

しかし、違法台の設置は許されない…

この状況でパチンコ店はどうしたらいいのかというと、ホールに入れる台を新しく全台を買うしかないわけです。

つまり、パチンコ店は新台を企業から購入、その後に一切釘調整を行わないということを実行しないと営業できないことになります。

1台40万円の台を設置台数分購入する必要性があるということです…

メーカーに回収の協力と言っていますが、こんなの今回の騒動で動く金額を考えればどうしようもないですよね…

メーカーも企業ですから…全国に設置された台数を負担しろと言われても不可能ですし、各ホールも0から買い直しに耐えられるホールなんて全国に1000店舗あるか危ういレベル。

1000店舗切れば世間的な弱さで業界ごと潰される可能性も高く、リスクを考えればホールを潰したほうが利益があると判断する個人運営者も多いはずです。

早い段階でパチンコ店を潰して全台売り払いに動けば、中古のパチンコ台が市場に出回り格安になる前に利益を取れる可能性がありますから。

なにより、最近の規制は明らかに業界を潰すためのものですからね、パチンコ店を立てるほどの投資家が分からないとも思えないですし。

このままパチンコ店を運営しても利益がないと思えば潰すのは当然の判断ってことです。

パチンコ業界がどうなるのか？

まず、最近はホールでも牙狼などで、イマイチ意図のつかめない中途半端な謎の調整が目立っていましたが、ホール関係者は今回の規制を知っていた可能性がありますね。

どういうことかというと、前代未聞のどうしようもない事態で回収すればいいのかも、客を囲っておくべきなのかも判断ができない状況ということ。

実際、今回の規制に対してどうすればいいのかなんて答えは出せないです。

だって、警察…政府は業界を生かす意思があるのかすらも微妙というか、普通にとらえて潰す意思があるとしか思えないですから。

これまでの度重なる規制強化では微妙なラインでしたが、今回の規制はパチンコ業界を完全に潰しにかかっていると考えて間違いないと思います。

もはや、パチンコ業界をよくするためのものである理由がどこにもありませんからね…

釘調整がなされた台に対し『違法』という表現を正式に使ったこと、明確なシステムを提示せず『回収』とむちゃくちゃすぎる要求。

現状では、パチンコ業界が消滅するっていうのを前提に動くべきです。

仮に残っても、釘調整ができない時点で期待値稼働はできない可能性が高いので、稼働はできないです。

正直なところ、お世話になりましたって感じ。

そして、警察を怒らせてはいけないってことを肝に銘じようと思います。