経済指標の中でも大きな変動をもたらす1つがGDPと呼ばれる指標です。
知っておけば大きな変動に対しても対応できる機会が増えると思いますのでね。
今回はGDPとはなにか?
GDPの結果に置いて相場はどう動くのか?など。
GDPについて紹介していきます。
GDPとは
GDPと呼ばれる経済指標。
このGDPとは3つの英単語の頭文字を繋げた言葉ですのでそれぞれの言葉と意味を紹介していきます。
Grossは様々な意味合いを持っている英単語ですが、今回の指標の際に使われているのは
総体の/全体の
といった多くの中を指した意味合いの言葉として使われています。
次にDomesticですが、この英単語は
家庭の/国内の
など自分の家や自分の国などを表す言葉です。
最後にProductになりますが、
工業生産物/産出品/結果
などの意味合いを持っている言葉です。
それぞれの英単語の意味合いを繋げれば分かる通り
GDPとは国内全体の生産
という意味合いになり、日本語で表現する場合には
国内総生産
という名称で表されます。
GDPとは各国による国内の総生産を意味しているわけで、分かりやすく言えばGDPとは
国の企業がうまく回っているかどうか?
それを一目で分かるようにしているのがGDPと言えます。
詳しくいくと名目GDPとか実質GDPなど細かな事柄があるのですが、個人投資においては不要な知識です。
GDPとは国内企業の経済活動の出来具合。
その程度の認識で事足ります。
結果が良いと相場は
GDPとは国の総生産だと紹介しましたので、ここからは。
GDPの結果が良ければどうなるのか?について触れていきます。
国の生産が良いというのは、基本的に国の中の経済がうまく言っていることを意味します。
国内企業の業績が伸びれば必然的に雇用や給料が上がっていくからです。
なので、GDPの結果というのは基本的には
良ければ通貨の価値が上昇する。
悪ければ通貨の価値は下落する。
という事になるわけです。
ただし、結果が悪い場合にも例外が存在します。
それは国がGDPをあげる為に政策などを打っている場合などであり、これは
GDPの結果が振るわなかったので追加緩和があるのではないか?
と、結果が悪かったものの今後その国が政策によって強引に上げに行くのではないか?と先読みが働き上昇に転じる場合があります。
基本は結果に対し素直に動くことが多いですが、政策が動いてる国では例外的な動きを見せる可能性も多い。
GDP直後の動きを追う際は最低限その国の状況を把握しておく必要があるといえます。
名目/実質GDPとデフレーター
最後になりますが、気になった方もいると思いますので名目GDPと実質GDP、GDPデフレーターなどを紹介しておきます。
知っていても大して意味がないので知らなくていいと思いますけどね。
(;^_^A アセアセ・・・
まず紹介するのが名目GDP。
これは国内総生産であるGDPを物価の変動率を反映した数値で計算したものです。
暴落/暴騰などがあった場合などを想像すれば分かる通り実際の生活実感に近い数値が出るのが特徴的なGDPと言えます。
次に紹介するのが実質GDP。
先程紹介した名目GDPとは事なり、国内生産を規準年の価格で評価したものです。
暴落/暴騰は勿論、多少の変動等も一切考慮せずに年の基準値にて算出しているので実際の生活実感とはかけ離れたデータになる事もあるGDPです。
ついでに紹介しておくと、GDPデフレーターというのは
名目GDP÷実質GDP=GDPデフレーターとなります。
当然ですがGDPデフレーターの数値がプラスであればインフレ。
マイナスであればデフレという状態になっているという事になります。
まとめ
GDPについて紹介したのでポイントだけまとめておきます。
GDPとは国内総生産のこと。
GDPが良ければ上昇、悪ければ下落。
国が政策を打っている際には要注意。
名目と実質があるが知らなくても問題ない。
こんな感じです。
GDPとは国内総生産の事であり、国の経済を反映している指標だと覚え置けばいいでしょう。
良ければ上がり、悪ければ下がる。
単純な指標ですが国内総生産というだけあって相場に与える影響は非常に大きいです。
出来る限り手を出さず、手を出すのであれば知識を蓄えてから望むことをお勧めします。
ということで、今回はこれにて!
ユーロドル チャンスですかね
自分は1時間足の、MA(14使ってます)が落ちてきたらショート入ろうと思います
投稿する場所がわからなくてここから失礼しました
コメントありがとうございます。
今週末に雇用統計あるので様子見が良いとは思いますよ。
日足で見ると1.17から一気に落ちてきているので一時的な戻しがある可能性はあると思っています。