ビットコイン分裂による影響は?国が扱う可能性はほぼ消滅。

ビットコインキャッシュが2つに分裂し誕生した2つの仮想通貨が

ビットコインABC

ビットコインSV

という仮想通貨ですが、2つを合計してもビットコインキャッシュの値を下回るという異常事態に陥りました。

 

ビットコインキャッシュが、ビットコインから分裂した時とは大きく異なる展開が起こったわけです。

今回の失敗としか言いようがない分裂騒動で、今後ビットコインがどうなっていくのか?

世界的に観てビットコインの今後について想定していきます。

ビットコイン分裂:世界としては迷惑

ビットコインが分裂が起こったわけですが、その結果として出た答えはビットコインキャッシュの方が良いという答えです。

2つに分裂したABCとSVを合計してもビットコインキャッシュに届かないという現実からこの答えは間違いないでしょう。

 

現実的な話として、ビットコインからビットコインキャッシュに分裂した時のように上昇しなかったのか?

 

その理由はABCとSVの対立など様々考えられるのですが、最大の理由は

『ビットコイン』が多すぎる

というのが理由だと感じています。

 

そもそも仮想通貨とはなんなのか?

それは仮装の『通貨』であり、言ってしまえばお金です。

お金である以上、誰しもが価値を分かりトレードする際に疑問を感じないで済む必要があります。

 

元々仮想通貨が支持されていたり、支持していた人たちは国を通さないことや国によって価値が変わらないことによる分かりやすさなど。

そういったことを支持していたはずです。

しかし、今となっては『ビットコイン』1つとっても1コインでいくらなのかが調べないと分かりません。

全部覚えている人は極わずかであるのは言うまでもないでしょう。

 

こうなってしまっては、ただの分かりにくい通貨でしかありません。

○ドルと言われて、イチイチ

米ドル?オージードル?ニュージーランドドル?

なんて聞き返していたらきりがないですが、ビットコインは既にこの状況に陥っています。

 

ビットコインと言われも、分裂が続いた結果として『どれの話?』と返さざるを得ない。

こういった状況に陥ったことで、今後仮想通貨が世界的に使用される可能性は低いのは明白です。

自己満足としか言いようのない分裂。

それが続いたことにより、新規のユーザーが手を出しにくくなると同時に分かりにくさから使用頻度も下がる可能性が高いと思います。

 

可能性は消滅:国が扱う可能性は限りなく0。

ビットコインと言えば、一時は国や主要な企業が扱う可能性も示唆されていました。

 

しかし、現状から言ってしまえばビットコインを使用する企業は限りなくゼロに近く今後増えることもないと思っています。

現実的な話として、月収をビットコインでと言われて喜んで受け取る人はいないでしょう。

日本円なり何処かの国が保障しているお金での支払いを求める筈です。

 

この理由は先ほども触れたとおり、ビットコインと言われてもどれの事を指しているのか?

そして、そのビットコインにいくらの価値があるのかが分からないからです。

 

価格が不安定であり、分裂想像でどんどん増殖していくビットコイン。

それぞれに異なる価値がついており、既に素人が手を出しにくくなった投資物でしかありません。

誰も通貨として使う気がないとすら感じざるを得ない状況です。

 

国が仮想通貨を扱う可能性よりも、仮想通貨というモノ自体が消滅する可能性の方が高い。

現状を見る限り、消滅の可能性の方が高いと感じています。

まとめ:様子見推奨

現時点でビットコインは泥沼といって良いでしょう。

ビットコインキャッシュの分裂騒動といっても、大抵の人にとっては良く分からず

危なそうだから辞めて置こう

という考えで新規のユーザーは殆ど獲得できないでしょう。

 

『新規のユーザー』と書いても違和感を感じない方が多いと思いますが、既に仮想通貨に通貨としての認識はほぼありません。

ただの投資物。

日銀の黒田総裁が例えた通り『仮想資産』というのが適切だとしか言いようがありません。

 

仮想通貨は衰退の一途をたどる可能性が高い。

そう考えているので、現状では様子見を推奨したいです。

どうしてもエントリーしたいのであれば、基本はショート推奨になります。

 

仮想通貨最大手のビットコインキャッシュの分裂騒動はとても迷惑であり最大手である自覚を持つべき!

ということで、今回はこれにて!

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