2.5次元パチンコとは?オンライン実機パチンコの需要とは?

自宅からインターネットを経由して実機パチンコを遊戯できる2.5次元パチンコ・ニコハンがリリースされた。

インターネット環境さえあれば、自宅でなくとも出来る事からパチンコ業界の最大のライバルといっていいのか疑問だがスマホゲームに対抗しているといって良いだろう。

気軽に実機パチンコがオンラインで遊べるという事もあり、先行きが非常に楽しみな企画ではあるので詳細と率直な意見を述べていく。

2.5次元パチンコ・ニコハン

2.5次元パチンコと名付けられたニコハンの実際のプレイ画像がこちらだ。

ハンドルやプッシュボタンは勿論のこと、機種によっては音量や光量設定、横ボタンなども完備されている。

インターネット経由で実機パチンコを気軽に遊戯できるという事もあり非常に革新的な試みとは言えるだろう。

 

重要なニコハンでの遊戯は時間制となっており、10分刻みで最大60分の遊戯時間を確保でき、ニコポイント使いで支払う事で遊戯時間の延長も可能だ。

ニコポイントはログインで配布や課金などがあるのだろうが、詳しいことが記載されておらず自己アフィリエイトなどの方法も追加される予感がしている。

 

これならスマホのアプリでいいのでは?と感じた人が多いと思うがまさにその通りである。

2.5次元パチンコニコハンには需要がないのでその点について触れていこう。

需要はない

これまでにもゲームソフトやスマホアプリなど気軽に遊べるパチンコ・スロットは存在していたが今回登場した2.5次元パチンコ・ニコハンはインターネット経由で実機を遊べることを売りにしている。

実機を遠隔操作して遊べるという試みはなかったようだが、オンライン実機クレーンゲームなどにヒントを得たという事になるのだろう。

オンライン実機クレーンゲームは家で手軽にプレイでき、ゲットした景品が自宅に配送される仕組みであり今でも密かに人気はあるそうだから2.5次元パチンコ・ニコハンもワンチャンあるように見えなくもない。

 

しかし、現実的な話をしていくとそもそもの話としてニコハンには需要が無い事が分かると思うのでその点に触れていく。

 

まずパチンコの最大の醍醐味は何か?と言われれば言うまでもなく換金出来る事だろう。

日本の警察では捜査出来ないほどに複雑な換金システムである近隣店舗での換金を依頼するという手順を踏む必要性はあるのだが、多くの人が換金しているのが現実だ。

換金できるという理由からパチンコやスロットを遊戯している人が大半を占めているのだがニコハンは換金は勿論景品交換もできない。

換金できないのであれば一定金額を支払った後に無料で遊べるパチンコ・スロットのスマホアプリで良いという人が大半を占めてしまうだろうからニコハンの需要が無いとしか言いようがないだろう。

 

最低でもお菓子なりパチンコ・スロット限定グッズだったりそういったものと交換できるようになればいいのだが、現時点ではそういった工夫すらないので尚期待できないといえる。

ある程度の人気が出ればユーザーも増える可能性はあるだろうが、現時点ではその可能性は限りなくゼロに近いとしか思えない。

かといって、オンラインパチンコがどこまで交換可能なのか?を攻め過ぎて逮捕者が出るようなことになる可能性すらあるので不安すら付きまとうのが現実だ。

 

今後ニコハンに需要を出すのであればアプリかされていない新台などをラインナップに添える必要があると思うのだが、ニコハンのラインナップを軽く見てきた限りでは、AKBシリーズや戦国乙女シリーズなどだいぶ古い機種や既にアプリかされている機種しかなかった。

既に遊戯したことがある人が大半の機種しかなく、人気機種とも言えない物しかない。

これでは需要がないとしか言いようがなくアプリに対しての強みを出せていないので人気は出ないとしか思えない。

 

今後ラインナップが増える可能性はあるので期待はしたいのだが、増やすのであればアプリ化されていない少数のファンに人気があった機種を増やしてほしい物だ。

まとめ

2.5次元パチンコが登場したが、正直言ってしまえば期待度は低い。

今後人気が出る可能性自体はゼロではないと思うのだが、時間制であることやニコポイントという怪しげなポイントとを使うことなど、素直に言えば人に勧めたくはないサイトだったとしか表現できないほどに色々と怪しい雰囲気を感じてしまった。

サイトからは全体的に安全健全を感じたが、パチンコに依存させようとしている時点で健全とは言えないのだから逆効果だろうとすら感じてしまうほどだ。

 

軽く考えても1パチなり5スロの方がメリットが大きいだろうし、2.5次元パチンコを遊戯する理由は見当たらない。

企画がショボいというか、これにOKを出してしまった人は一体何を考えていたのか?

私でももう少しまともな企画が出せるのだからニコハンには期待できないだろう。

2 COMMENTS

kod

間違いがあるので書きます。

これはパチンコ店ではなくパチンコ台を使ったゲームセンターです。
パチンコ店の許可は無理でしょう。

遊技の結果(点数)で合法的に景品を出せるのはパチンコ店だけです。
ゲームセンターでは無理です。
ただし直接掴み取るもの(クレーンゲーム)はグレーだがOK。
直接掴み取らない たこやきキャッチャーは違法で摘発対象。面倒だから積極的には捕まえない。

パチンコ屋は換金をしていません。景品を出しているだけです。
「日本の警察では捜査出来ないほどに複雑な換金システム」ではなく
「景品を買取っていたヤクザ対策のため、大昔に警察が考えた(お墨付きを与えた)方法なので摘発されない」です。

ゲームセンターはパチンコ屋ではないので、遊技の結果で景品を出せない。
つまり景品買取りによる三店方式も無理。

目指しているのはパチンコ店ではなくゲームセンターのパチンココーナーでしょう。
出したメダル(点数)による再プレイは認められています。

メリットは終夜打てるくらいで、やっぱり需要は微妙ですね。

「パチンコ大会」みたいな方法で賞品は出せるのでやはり工夫が必要です。

返信する
パチプロそら パチプロそら

コメントありがとうございます。

法的に不可能なんですね。

気が付いたら2.5次元パチンコ自体無くなっていたので、法的に未来が無いと判断したってことでしょうね。

なぜこんな企画を立ち上げたかなぞとしか言いようがないですけど(笑)

返信する

コメントを残す